2019年8月20日(火)

三菱ケミ、イタリアに20億円で新工場 炭素繊維複合材

2019/7/11 13:15
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三菱ケミカルは11日、イタリアに自動車部品で使う炭素繊維複合材の工場を新設すると発表した。総投資額は20億円程度とみられ、2020年9月の稼働を目指す。炭素繊維複合材を使うことで車体を軽量化できる。主に欧州の高級車メーカー向けに需要を開拓する。

三菱ケミの炭素繊維複合材はトヨタの「プリウスPHV」の部材などにも採用されている

三菱ケミ子会社で高機能樹脂の製造・販売を手掛ける三菱ケミカルアドバンスドマテリアルが、工場を新設。三菱ケミカルが44%出資する自動車部品加工会社のCPC(モデナ市)の隣接地に建屋と設備を導入する。

生産を予定するのはSMCと呼ばれる複合材。数センチメートル程度に短く切った炭素繊維に樹脂を混合させ、シート状に加工している。製造したシートをCPCなどの自動車関連会社が調達し、部品に加工する。

三菱ケミはSMCを日本とドイツで生産している。今後ドイツでの設備を止めて、イタリアの新設備に生産を移管する。イタリアでの年間生産能力は6000トンとドイツの設備の6倍となる見通し。国内と合わせると年産能力は9000トンと従来の2.3倍となる。

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