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NY株反発、一時最高値 FRB議長発言を好感

【ニューヨーク=大島有美子】10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発し、前日比76ドル71セント(0.29%)高の2万6860ドル20セントで終えた。午前の取引時間中に一時最高値を超えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は下院での議会証言で「より緩和的な金融政策の必要性が高まっている」と発言。7月末の利下げを期待した買いが集まった。

取引開始後、利下げを示唆したパウエル氏の冒頭証言の内容が伝わり、ダウ平均は一時前日比200ドル高の2万6983ドルまで上昇、3日の最高値(2万6966ドル)を上回った。

パウエル氏は「貿易摩擦や世界景気の減速で、米景気の不透明感が強まっている」と述べた。市場では利下げに転じる根拠として受け止められた。市場は30~31日に控える米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率を100%とみており、緩和観測を裏付けた。バンクオブアメリカ・メリルリンチのミシェル・メイヤー氏は「パウエル氏は強力なシグナルを送った。市場の動きはFRBが既に利下げしたかのようだ」とみる。

個別株では、アマゾン(1.5%高)やアップル(1.0%高)などハイテク株の上昇が目立った。金利低下による収益悪化懸念から銀行株は総じて売られ、JPモルガン・チェースは0.3%安、ウェルズ・ファーゴは1.4%安だった。

ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は最高値を更新した。機関投資家が重視するS&P500種株価指数は一時史上初となる3000を記録した。

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