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シマンテック、漏れた個人情報をチェック

シマンテックは10日、「ダークウェブ(闇サイト)」で取引される個人情報を監視するツール「ノートンダークウェブモニタリング」を発表した。同社が2017年に買収した米ライフロックの技術を利用したものだ。

闇サイトではクレジットカードやメールアドレスなどのさまざまな個人情報の取引、ソフトの脆弱性に関する情報交換などがされている。サイトのデザインなどはごく一般的な電子商取引(EC)サイトとほとんど変わらないという。

「トーア」などの特殊な専用閲覧ソフトを使ってアクセスするため、一般的なインターネット利用者の目が届かない場所となっている。このため、闇サイトで自分の情報がやり取りされているかどうかは、なかなか検知できない。

ダークウェブモニタリングでは、ユーザーが登録した個人情報が闇サイトに流れていないかを検証。流出していれば警告を表示し、さらにどのような対処をすべきかをガイドするようになっている。

登録できるのはクレジットカード番号と銀行口座番号、メールアドレス、住所、電話番号、保険証書番号、運転免許証番号の7種。同社が用意したウェブサイトまたは、スマートフォン用アプリから利用する。最初にウェブサイトなどで利用を登録すると、監視したい情報を登録できるようになる。

シマンテックの調査によると年間のサイバー犯罪被害者は世界全体で8億6720万人、国内に限っても1960万人に達するという。日本の全人口の約6分の1に達する。

「こうしたなかで増えてきているのが、企業サイトからの漏洩。漏洩した情報は闇サイトで売買される。ウイルスに感染したり詐欺サイトに誘導されたりするのはまだ自覚できる可能性があるが、企業経由の漏洩は個人では把握しにくい」(シマンテック常務執行役員ノートン事業統括本部の正木敏博統括本部長)

これまでシマンテックで提供してきたツールは、個々の機器を守るための対策だった。だが「現在はそれでは不十分。漏洩した情報が何かを把握できる必要がある」(正木氏)ことから、ダークウェブモニタリングを発売した。このツールは米国ではすでに製品に組み込んで提供されているが、米国外では日本が初めてとなる。

価格は1年版が2780円、2年版が5560円、3年版が8340円。発売に合わせ、ライフロックの技術を利用してメールアドレスの漏洩をチェックする「5秒で『個人情報』流出チェック!」キャンペーンを実施。メールアドレスを入力すると漏洩状況が検証できるようになっている。

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