サンマ、1キロ2万円超 北海道・釧路で水揚げ

2019/7/10 17:10
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北海道東部沿岸の太平洋でサンマ流し網漁が始まり、釧路港で10日早朝、全国に先駆けて水揚げがあった。小型船2隻が計約48キロを水揚げし、卸売市場での競りで1キロ2万1060円の値が付いた。過去最高だった昨年の3万5640円より4割ほど安かった。

 水揚げされたサンマ(10日早朝、北海道釧路市)=共同

昨年までは、沿岸の流し網漁で取れたサンマが7月から初物として流通していたが、不漁を背景に今年から通年操業が解禁され、北太平洋の公海での棒受け網漁で取れたサンマが5月から流通。沿岸サンマの値下がりが懸念されていた。

釧路市漁協の男性職員(46)は「思ったより高値が付いた」と驚いた様子。最高値で競り落とした釧路市の水産加工業「マルサ笹谷商店」の笹谷剛専務(42)は「鮮度の良さを味わってほしい」と笑顔だった。

漁協によると、8月ごろから取れる旬のサンマは1匹約160グラムで、今回は120グラム程度のものが多かった。初日の水揚げ量は、漁船数が少なかったこともあり、昨年の15分の1ほど。サンマは北海道の他、東京都や愛知県などで流通する。

日本の排他的経済水域(EEZ)などで棒受け網漁をする秋のサンマ漁は、例年通り8月上旬から始まる。〔共同〕

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