関西6府県で外国人5%増 人口動態調査

2019/7/10 17:00
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総務省が10日発表した住民基本台帳に基づく人口動態調査(2019年1月1日時点)で、関西6府県の外国人人口は前年比5.07%増の45万2757人だった。増加数は2万1843人で、日本人人口が7万5413人減るなかで総人口の減少を緩和する役割を果たした。

府県別にみると滋賀県は6府県で唯一、総人口が増えた。外国人増加率が10.27%と前年の6.01%から拡大し、日本人の減少を補った。製造業の就労機会の増加が背景にあるとみられる。同県愛荘町は全国の町村のなかで外国人が20番目に多かった。

大阪府は日本人の社会増加率が0.07%と2年連続で拡大した。大阪市は市外からの人口移動による社会増加数が日本人、外国人とも全国の市区でトップだった。

人口問題に詳しいりそな総合研究所の荒木秀之主席研究員は「インバウンド(訪日外国人)の増加によるサービス業の好調に加え、大阪・関西国際博覧会の開催決定で、大阪は西日本からの転入に弾みが付いている。今後は東京五輪の準備が収束し、関東に集まっていた人材が戻る動きも出そうだ。4月からの新たな在留資格、特定技能が外国人人口にどんな変化をもたらすか注目している」と話している。

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