2019年7月20日(土)

高齢者市場1600兆円、国際組織試算 長寿ビジネスに商機

ヨーロッパ
2019/7/10 9:54
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【ロンドン=佐竹実】高齢化問題に取り組む国際組織「GCOA」は9日までに、世界の60歳以上の購買力が合計で15兆ドル(約1600兆円)にのぼるとの試算を発表した。60歳以上の人口は2050年に20億人と現在の2倍に増え、高齢者市場も同様に拡大するとしている。

高齢化経済フォーラム(9日、ヘルシンキ)

フィンランド政府とGCOAは9日、官民による「シルバー経済フォーラム」を首都ヘルシンキで開いた。GCOAのマイケル・ホーディン最高経営責任者(CEO)は「高齢者は20億人に増える。経済成長が著しい中国に投資するのと同じことだ」として、長寿関連ビジネスは開拓の余地があると指摘した。

先進国だけでなくタイなど新興国でも高齢化が進み、世界共通の課題となっている。高齢者市場が活性化すれば税収が上がり、国の財政を支えることにもつながる。デジタル化で高齢者の暮らしが楽になるほか、データ分析で医療などできめ細かなサービスが提供できると期待されている。

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