米中閣僚が電話協議、貿易交渉を再開 首脳会談受け

貿易摩擦
2019/7/10 5:34
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米中貿易協議は5月にワシントンでライトハイザー氏(中)と劉氏(左)が会談してから途絶えていた=ロイター

米中貿易協議は5月にワシントンでライトハイザー氏(中)と劉氏(左)が会談してから途絶えていた=ロイター

【ワシントン=鳳山太成】米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は9日、中国の劉鶴副首相と電話で協議した。米中首脳が6月29日に会談し「対話の再開」で合意して以降初めて。5月から途絶えていた貿易交渉が再び動き出した形だが、中国の産業補助金や互いに発動した追加関税の扱いなど対立点は多く、妥協点を見いだせるかは不透明だ。

米政府高官によると、米側からムニューシン財務長官、中国側から鍾山商務相も参加した。同高官は「貿易を巡る残された争点を解決するため交渉を続ける」としている。協議結果は明らかにしていない。

今後も適切な時期に協議するとしている。直接対面して話し合う場を設けるかが次の注目点となる。従来、米中両政府の閣僚はワシントンと北京を交互に訪問して協議を重ねてきた。

トランプ米大統領と習近平(シー・ジンピン)国家主席は大阪で開かれた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)にあわせて会談し、貿易協議の再開で合意した。トランプ氏はほぼすべての中国製品に制裁関税の対象を広げる「第4弾」の発動を当面先送りすると表明したが、明確な交渉期限には触れていない。

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