「トランプ氏によるツイッター排除は違憲」 米連邦高裁

2019/7/10 5:33
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米連邦控訴裁判所は9日、トランプ米大統領が特定のツイッターアカウントをブロックするのは違憲との判断を下した=ロイター

米連邦控訴裁判所は9日、トランプ米大統領が特定のツイッターアカウントをブロックするのは違憲との判断を下した=ロイター

【ニューヨーク=関根沙羅】米連邦控訴裁判所(高裁)は9日、トランプ米大統領が特定のツイッター利用者のアカウントをブロックし、トランプ氏による投稿内容を見られないようにする行為は、言論の自由を保障する憲法修正第1条に反するとの判断を下した。

高裁は判決で、ソーシャルメディアを公的な目的で利用する公務員が、公開されたネット上の対話から「(自分と)意見が異なるとの理由で特定の人々を排除することを憲法修正第1条は許可していない」との見解を示した。

米コロンビア大学とナイト財団が設立した言論の自由を守るための団体「ナイト憲法修正第1条研究所」は、批判的なコメントを投稿したことでトランプ氏からアカウントをブロックされた利用者の代理として2017年に同氏を提訴していた。

米連邦地裁は18年5月にトランプ氏のツイッターアカウントは言論の自由が守られる「公開されたフォーラム」に該当するとし、特定の利用者を排除する行為は違憲と判断した。これに対し、米司法省の弁護士らが判決を不服として高裁に控訴していた。

訴訟に関わったナイト研究所のジャミール・ジャファー氏は声明で、公務員のソーシャルメディアのアカウントは政策議論の重要なフォーラムの一つになっているとし、高裁の判決は「民主主義にとってより重要になっているデジタル空間の倫理や規範を保証する」と述べた。

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