2019年8月24日(土)

テンセント、独流通大手の中国事業買収に名乗り

アジアBiz
2019/7/9 21:05
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【広州=比奈田悠佑】中国のネットサービス大手、騰訊控股(テンセント)が独流通大手、メトロの中国事業の買収を目指していることがわかった。買収額は20億ドル(約2200億円)に達する可能性がある。テンセントは主力のゲームやSNS事業の成長速度が鈍化するなか、M&A(合併・買収)や提携を通じた多角化を急いでいる。

独メトロの中国事業を巡り、テンセントなどが買収を目指している(メトロのウェブサイトより)

米ブルームバーグ通信によると、メトロが中国で展開するスーパーなどの事業を巡り、複数の企業集団が買収を模索している。テンセントは出資している中国大手スーパーの永輝超市と組んで買収を目指すとみられる。このほか、流通大手の北京物美商業集団もメトロの中国事業の買収に関心を示しているという。

メトロのウェブサイトによると、中国では59都市に95店舗を構える。1996年に上海市に中国1号店を開き、食品の配送など手厚い会員向けサービスで顧客を開拓してきた。ただ、近年はネット出前の物流網などを利用したスーパーやコンビニエンスストアの配送サービスが普及し、強みが薄れつつあった。

中国では最近、流通分野のM&Aが相次いでいる。家電量販最大手の蘇寧易購集団は仏大手スーパー、カルフールの中国事業を年内に買収する予定だ。ネット通販最大手、アリババ集団も2017年に大手百貨店の銀泰商業を買収するなど動きが活発になっている。

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