新開発手法「DNGA」第1弾 ダイハツ、新型タント

2019/7/9 18:49
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ダイハツ工業は9日、新型の軽自動車「タント」を発売した。部品の共通化を進め、生産コストを抑えた新しい開発手法の第1弾。浮いた原資を自動運転支援などの新機能に振り分けた。自動運転や電動車といった「CASE」対応で開発費が増大するなか、低価格が売りの軽自動車でコストと機能の両立を目指す。

9日、東京都内で開いた発表会で、奥平総一郎社長は「自動車業界は100年に一度の大変革期にある。次の10年を見据え、新型タントはプラットフォームやエンジンなどあらゆる要素を一新した」と話した。

新型タントは「ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(DNGA)」と呼ぶ開発・製造手法を初めて採用した。軽自動車と小型自動車の設計思想を統一し、他の車種と部品の75%を共通化して生産コストを1割下げた。浮いた原資で駐車時の運転支援やはみ出し運転の防止機能を盛り込んだ。

ダイハツは2016年にトヨタ自動車の完全子会社となり、トヨタが持つ部品共通化のノウハウを取り入れ、DNGAの開発を進めてきた。今後も電動化などで連携を強め、CASEに対応した軽自動車づくりに力を入れる。

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