ダイハツ、新型タント発売 運転手も左側から乗降可能

2019/7/9 15:24
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ダイハツ工業は9日、6年ぶりの新型車となる軽自動車「タント」を発売した。運転手が左ドアからでも乗り降りしやすくした。独自の開発・製造方法を採用してコストを削減。従来製品と同程度の価格で、自動運転支援や電動化などに対応した。希望小売価格は122万400円から。標準型のタントと、外観などを高級にしたタントカスタムを用意した。

タントの最大の購買層である子育て世代や高齢者の乗り降りのしやすさを追求した。運転席を後部座席まで下げる仕組みを導入した。ドライバーは停車時に後部座席の子供を世話したり、歩道側の左ドアから出入りしたりできる。乗降を助ける助手席のハンドルや電動ステップも採用し、高齢者らの負担を減らす。

独自の開発・製造手法「ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(DNGA)」の採用第1弾となる。ほかの軽自動車や小型車と設計思想を統一し、部品の共通化などで生産コストを抑えた。浮いた費用を軽量化につながる鋼材の採用などに充てた。軽自動車で初めてという駐車支援機能や、前方と一定距離を保つ運転支援機能も盛りこんだ。

奥平総一郎社長は東京都内で会見を開き、「自動車業界はCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)など100年に一度の大変革期にある。クルマの使い方やニーズが日々変わるなかで、価格維持を優先しながら性能向上に取り組んだ」と話した。

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