2019年8月23日(金)

東芝とサイバートラスト、IoT機器のなりすまし防止

2019/7/9 13:54
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東芝デバイス&ストレージは9日、電子証明サービスを手掛けるサイバートラスト(東京・港)とサイバーセキュリティーで提携すると発表した。車や家電などの制御に使うマイコンと認証技術を組み合わせて、安全性を確保する。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」対応機器を狙うサイバー攻撃への対策が重要になっている状況に対応する。

認証サービスを活用することで、機器が本物かどうかを確認し安全性を確保する

東芝デバイス&ストレージは、東芝グループの中で半導体事業とハードディスクドライブ(HDD)事業を手掛ける。同社の製造した半導体は車や産業機器、家電など幅広く組み込まれている。提携を通じて東芝製のマイコンにサイバートラストの認証機能をあらかじめ組み込む。まずは両社で市場調査や技術の検討を進め、早ければ2020年からの製品化を目指す。

認証機能を組み込むことで、サイバートラストの認証サービスを活用できる。東芝製マイコンが組み込まれた機器が本物かどうか、データが改ざんされていないかなどが確認できるようになる。IoT機器の開発段階から製造、販売後の運用、廃棄までの全過程で認証機能が活用できる。

パソコンやスマートフォンなどの情報端末と異なり、多くのIoT機器はサイバー攻撃を想定した設計になっていない。このため、ネットワーク上に存在するIoT機器が本物なのか、それとも悪意を持つ第三者が勝手に設置した機器なのかの判別が難しかった。今回の取り組みが普及すれば、ニセの機器を使ったサイバー攻撃に対処できるようになるという。(志賀優一)

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