2019年8月21日(水)

米豪の共同軍事演習に中国が情報収集艦、豪はけん制

2019/7/8 17:30
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【シドニー=松本史】オーストラリアで行われている米豪共同軍事演習「タリスマン・セーバー」に対し、中国が情報収集艦を近海に派遣していることが明らかになった。8日までに豪メディアが報じた。豪側もこうした動きを把握しており、「適切な手段をとる」と中国側をけん制した。演習には「日本版海兵隊」といわれる陸上自衛隊の水陸機動団も参加している。

タリスマン・セーバーに参加する米艦艇(6月、シドニー)=AAP

タリスマン・セーバーは2年に1度開催され、7日から大規模な演習が豪北東部クイーンズランド州で始まった。演習には米豪のほか、日本や英国、ニュージーランド、カナダも参加する。日本からは、18年に発足した離島防衛を担う専門部隊水陸機動団が参加している。

豪公共放送ABCなどによると、中国の情報収集艦は6日夜、パプアニューギニア北部を航行していることが確認された。7日にクイーンズランド州ブリスベンで行われた演習の開始式典で、グレッグ・ビルトン中将は「公海であり(中国艦艇には)航行の権利がある」としたうえで、「我々は彼らを追跡している。適切な手段をとる」とけん制する姿勢をみせた。

シドニー大学のブレンダン・トマスヌーン研究員は「中国側は高度化・複雑化している米豪の演習内容に加え、日本の水陸機動団の能力にも関心を持ったとみられる」と指摘した。

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