文大統領が撤回要請 日本の対韓輸出規制で

2019/7/8 16:25
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【ソウル=鈴木壮太郎】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は8日、大統領府で開いた会議で日本の対韓輸出規制について「日本側の措置撤回と両国間の誠意ある協議を促す」と語った。輸出規制の撤回要請はこれまで閣僚が主張してきたが、文氏が直接言及したのは初めて。

韓国大統領府の会議で発言する文在寅(ムン・ジェイン)大統領

韓国大統領府の会議で発言する文在寅(ムン・ジェイン)大統領

文氏は「韓国企業に実際に被害が及べば我が政府も必要な対応をとらざるをえない」と述べた。一方で「私はそうなることを望まない」と語り「外交的解決にじっくり取り組む」と強調した。

日本に対しては「貿易は共同繁栄の道具であらねばならないという国際社会の信頼と、日本がこれまで主張してきた自由貿易の原則に立ち戻ることを願う」と訴えた。

文氏は10日、30大財閥のトップを招集し、日本の輸出規制に対する対策を官民で協議する。

洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政相は4日、韓国のラジオ番組で日本の輸出規制について「強制徴用に関する司法判断を経済で報復した」と批判した。「世界貿易機関(WTO)協定違反であり、当然、WTOに判断を求めなければならない」と語った。

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