2019年7月18日(木)

トランプ氏、イランに追加制裁警告 「気を付けろ」

トランプ政権
中東・アフリカ
北米
2019/7/8 5:41
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【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は7日、イランがウランの濃縮度を2015年に結んだ核合意の上限を超過する水準に引き上げると表明したことについて「イランは気を付けた方が良い」と警告した。静養先のニュージャージー州で記者団に語った。ポンペオ国務長官も「さらなる孤立や制裁を招く」とツイッターで指摘した。米政権はイランの核兵器保有を認めない立場で対抗措置をとる構えだ。

ポンペオ氏は「核武装したイラン指導部は世界にとってこれまで以上に大きな脅威になる」と懸念を示した。「各国は核開発計画のためのイランのウラン濃縮を認めないという長年にわたって定着した標準に立ち返るべきだ」と訴えて、各国にイラン政策での連携を呼びかけた。

イラン外務省は7日、ウランの濃縮度を核合意が定めた制限である3.67%を超過する水準に引き上げると明らかにした。核爆弾の製造に直結する可能性は低いが、トランプ政権は将来的な核開発を視野に入れた行動だとみなして警戒を強めている。

米政権はこれまでもイランの核開発に充てる財政余力をそぐため同国の主要産業である石油や金融部門に対して経済制裁を講じてきた。6月にはイランが米国の無人偵察機を撃墜したことを受け、最高指導者のハメネイ師を制裁対象に指定した。

米政権がイランのウラン濃縮度の引き上げに対して追加の対抗措置を講じれば両国をめぐる緊張が一段と高まるのは確実だ。

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