2019年7月22日(月)
スポーツ > ゴルフ > ニュース > 記事

ゴルフ

石川劇場再び 3年ぶりV、37ホール目の決着

2019/7/7 22:14
保存
共有
印刷
その他

12年前、やはり36ホールを戦ったアマでの初優勝から数々のミラクルを起こしてきた石川ならでは。まさに「ドラマチック遼」だ。プレーオフ(PO)の18番で4メートルのイーグルパットを沈めてプロ日本一に上り詰めると思わず万歳、そして右手を突き上げる派手なガッツポーズ。目にはうっすら涙が浮かんだ。

石川、国内三大大会初優勝 ゴルフ日本プロ選手権

トロフィーを前にガッツポーズする石川遼=いぶすきGC

トロフィーを前にガッツポーズする石川遼=いぶすきGC

「信じられない」は実感だろう。第3ラウンドの4番からボギー、2連続ダブルボギーと3ホールで一気に5打も落とした。12番を終えた時点で、首位とは7打差。アイアンが左へ引っかかり「訳が分からなくなった」。心が折れそうになりながらショットを立て直し3連続バーディーで締め、何とか苦難の18ホールを乗り切った。

最終ラウンドも、残り3ホールで3打離され「ガクッと」。それでもあきらめず16番のバーディーで詰め寄ると、17番(パー3)で黄の第1打が一度はグリーンをとらえながら手前の池に転がり落ちた。まさかのダボで「いきなり優勝の二文字が目の前に」。POではドライバーショットがカート道にはね30ヤードも余計に飛距離を稼ぎ、5番アイアンでピンに近づけた。ウイニングパットは「今までの優勝で一番興奮したかも」という。

腰痛で開幕戦を欠場。中日クラウンズは棄権し1カ月も戦列を離れたことを考えれば、劇的な「V字回復」である。米ツアーを撤退した昨季は、自分に向き合い、課題のドライバーショットと格闘する日々を続けた。そこで「逃げないことで見えてくるものがある」。この日のPOの一打も、挑戦者精神を持ってクラブを振り切った。

豪雨被害に心を痛め、開催に複雑な思いを抱きながら、大会を盛り上げようと必死に戦った。「こんなに早く勝つ日がくるとは。後半戦もすごく楽しみ」。ただ「常に目指しているのは世界。米国で頂上へ行くのが目標」。開聞岳の麓での復活Vを、その足がかりにしたい。(吉良幸雄)

保存
共有
印刷
その他

電子版トップスポーツトップ

ゴルフ 一覧

最終ラウンド、15番でバーディーパットを決め、ガッツポーズするシェーン・ローリー(ロイヤルポートラッシュGC)=共同

 悪天候の気象予報で全体のスタート時間が当初予定より早められた。発表があった前日からローズは予言していた。「荒天になればなるほどローリーに有利だ。なぜなら彼はアイリッシュ」。英国イングランドの13年全 …続き (8:59)

最終ラウンド、ティーショットを放つシェーン・ローリー(21日、ロイヤルポートラッシュGC)=共同

 【ポートラッシュ(英国)=共同】男子ゴルフのメジャー最終戦、全英オープン選手権は21日、北アイルランドのロイヤルポートラッシュGC(パー71)で最終ラウンドが行われ、第3日の63で通算16アンダーに …続き (3:09)

ローリーは8バーディーで63。「ゴルフ人生で最も素晴らしかった日」と納得顔だ=共同

 ゴルフコースが2日続けてサッカー場に変貌した。第2日は予選通過はならずともコースレコード65を出した地元北アイルランド出身のマキロイをたたえる拍手で、この日はそれを塗り替える63で回ったローリーのメ …続き (21日 21:35)

ハイライト・スポーツ

会員権相場情報

[PR]

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。