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サッカー新拠点 日本代表を後押し 千葉で整備着々

2019/7/6 13:22
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サッカーの日本代表の新たな活動拠点となるナショナルフットボールセンター「夢フィールド」の造成が着々と進んでいる。運用開始は来春の予定。代表チームが活用するだけでなく、指導者や審判員の養成、地域の人々がスポーツと触れ合う場として育て上げたいと関係者は意気込む。

サッカー日本代表の吉田麻也や酒井宏樹らも加わり、約300人がピッチ予定地に芝生の苗を植え込んだ(29日、千葉市)

サッカー日本代表の吉田麻也や酒井宏樹らも加わり、約300人がピッチ予定地に芝生の苗を植え込んだ(29日、千葉市)

6月29日、日本協会の田嶋幸三会長や代表DFの吉田麻也らが一般の参加者に交じって総勢約300人で、土の更地に芝生の苗を植え付けた。約5万株の苗は16週間で青々としたピッチへ生まれ変わる。千葉市・幕張にあるプロ野球・ロッテの本拠地、ZOZOマリンスタジアムの隣に昨年10月に起工。天然芝2面、人工芝2面、クラブハウスやフットサルに使えるアリーナも備えた拠点は今年12月にも完成する。

成田、羽田の両空港から約40分。海外組の代表選手が一時帰国した際も立ち寄りやすい。「自主トレにしても、古巣に頼んだり自分で場所を借りたりせずともここで集中してできる」と吉田は歓迎する。代表が専用で使えるピッチがメインだが、ピッチの一部は地元の小中高生の試合や市民のフットサルなど様々に使われる場とする方針だ。

五輪競技では代表選手が日常的に練習できるナショナルトレーニングセンターが2008年に整備され、医科学から競技をサポートする国立スポーツ科学センター(JISS)と相まって強化に貢献を果たしてきた。欧州のサッカー強豪国も同様のインフラを有しており、それに劣らぬ拠点を整えることは日本サッカー界の長年の夢だった。

工事の進む「夢フィールド」。日本代表の強化のノウハウや知見がここに集結する(6月現在、日本サッカー協会提供)

工事の進む「夢フィールド」。日本代表の強化のノウハウや知見がここに集結する(6月現在、日本サッカー協会提供)

「現代は栄養と練習、休息が(強くなるために)なくてはならないトライアングル。選手が必要とするものを入れて意義ある施設になってほしい」と吉田は利用する側の声を代弁する。マイナス200度近い窒素を活用したセラピー、高濃度酸素カプセル……。日本協会としてもJISSに倣い、先端科学・医療を用いた体力測定や疲労回復に役立つ機材を可能な限り取り入れる考え。各年代の代表スタッフが常駐することで、情報交換やコミュニケーション促進にも一役買うだろう。

この場を生かした様々なプロジェクトが「スポーツ関連企業から提案されている」と関係者は話す。新拠点を単なるハコモノにとどめず、ソフト面も豊かにしていくアイデアが求められている。

(岸名章友)

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