ロシア外務次官、「ベネズエラ軍を強化」

2019/7/6 8:58
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【サンパウロ=外山尚之】ロシアのリャブコフ外務次官は5日、ベネズエラ情勢について「我々は国(ベネズエラ)の軍隊を強化する」と述べ、両国間の軍事協力を拡大する方針を明らかにした。ロシアはベネズエラに軍人を派遣するなどして、同国のマドゥロ政権を支援している。トランプ米大統領はベネズエラから撤退するようロシアに要求しているが、改めて拒否した形となる。

ロシアのプーチン大統領(右)はベネズエラのマドゥロ大統領を支援してきた(18年12月、モスクワ)=ロイター

ロシアのインタファクス通信が伝えた。ベネズエラでは反米左翼のマドゥロ大統領と米国の支援を受ける野党陣営が激しく対立しており、ロシアはマドゥロ政権の後ろ盾となっている。ロシア軍は6月にも軍所属の旅客機をベネズエラに派遣するなど、同国への関与を強めていた。

ベネズエラ情勢を巡っては、ペルー政府が欧米諸国や中国・ロシアなど関係国を一斉に招く国際会議を8月6日に開催する計画を立てている。リャブコフ氏は「(ロシアが)参加するかどうか話すのはまだ早い」と述べた上で、「バランスを欠いており、合理的になるとは思わない」と述べ、否定的な見解を示した。

プーチン大統領は同日、ベネズエラの独立記念日に寄せて「我々は兄弟国であるベネズエラとの友好的な同盟関係を発展させるために働き続ける」とのメッセージを公表している。

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