BMWのクリューガー社長 20年に退任

2019/7/5 20:27
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【フランクフルト=深尾幸生】独BMWは5日、ハラルト・クリューガー社長(53)が2020年4月に退任すると発表した。クリューガー氏が自身の契約更新を希望しないことを監査役会に申し入れた。取締役の人事権を握る監査役会は18日にクリューガー氏の後任について議論する。

BMWのクリューガー社長は6月末に電動車の投入を前倒しする戦略を発表したばかりだった(写真は3月の年次記者会見)

クリューガー氏は15年5月にBMW社長に就任した。任期は5年で、監査役会が契約を更新するか注目されていた。後任候補に開発担当取締役のクラウス・フレーリッヒ氏や生産担当取締役のオリバー・ツィプセ氏らの名前が挙がっている。独紙フランクフルターアルゲマイネはツィプセ氏が後任に選ばれると報じた。

クリューガー氏の就任翌年の16年、BMWは高級車ブランド首位の座を独ダイムラーのメルセデス・ベンツに明け渡した。業績は17年まで好調だったが、業界他社と同様に18年後半以降は失速している。

18年の営業利益率に相当する売上高EBIT(利払い・税引き前利益)率は自動車部門が7.2%で、指標とする8~10%を達成できなかった。

クリューガー氏は開発費を抑えるため他社との提携を積極的に進めた。競合するダイムラーとカーシェアなど移動サービス事業を統合、自動運転車の共同開発も決めた。電気自動車では英ジャガー・ランドローバー(JLR)と主要部品の共同開発で合意した。

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