[社説]家族も苦しめた国の隔離政策

2019/7/5 19:00
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日本経済新聞 電子版
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ハンセン病患者の隔離政策によって苦しめられたのは本人だけではない。家族もまた、差別と偏見にさらされ続けてきた。

元患者の家族が国に損害賠償を求めた訴訟で、熊本地裁は大筋で原告側の主張を認める判決を出した。家族の被害について国の賠償責任を認めた判決は初めてだ。

ハンセン病は「らい菌」によって起きる感染症だ。感染力はごく弱く、特効薬も開発された。ところが日本では、1996年に「らい予防法」が廃止され…

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