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タイCP、中国・ベトナムの食品工場に投資1千億円

【バンコク=岸本まりみ】タイ最大財閥チャロン・ポカパン(CP)グループの中核企業であるCPフーズは、2019年内に生産拠点や研究開発(R&D)に300億バーツ(約1千億円)を投じる計画を明らかにした。特に中国やベトナムの生産拠点の拡張に投資する。海外市場の開拓を急ぎ、収益基盤の拡充を急ぐ。

同社が4日開いた経営戦略説明会で、CPフーズのプラシット最高経営責任者(CEO)が明らかにした。具体的には、中国では食品加工工場を、ベトナムでは輸出向けの鶏肉加工工場をそれぞれ拡張する。ベトナムの工場は従来、国内市場向けに鶏肉を供給し、海外向けはエビなど一部の水産物の輸出にとどまっていた。今後は日本などをターゲットに輸出型の拠点に作り替える計画だ。

プラシットCEOは「すでに伊藤忠商事住友商事といった日本の貿易リーダーとベトナムの政府幹部を引き合わせている」と言及し、「1年半でベトナムから(鶏肉などの)輸出を始められる」と見通しを語った。

売上高については「今後5年以内に8千億バーツ(約2兆8000億円)を目指す」(プラシットCEO)とした。18年12月期の売上高は5555億バーツ(約1兆9500億円)だった。海外売上比率は24年までに75%(18年実績は72%)に引き上げるとしている。

タイは少子高齢化が進み、国内市場の拡大は見込みづらい。タイ企業は相次いで経済成長が著しいベトナムなど周辺の新興国への投資を加速している。CPフーズにとってもベトナムはタイ、中国に次ぐ第3の市場だ。

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