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協会けんぽ、18年度5948億円の黒字 過去最高に

中小企業の従業員や家族が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)が5日発表した2018年度の決算は5948億円の黒字となり、1992年度以降で最高となった。加入者が増えたことに伴い保険料収入が増加した。ただ75歳以上の高齢者医療を支えるための支援金の負担は増えている。23年ごろには単年度収支が赤字になり、財政は厳しくなると見込む。

保険料や国の補助金といった収入は10兆3461億円で前の年度と比べて4.0%の増加だった。加入者増に加え、保険料を負担する加入者の平均賃金は08年度以降で最も高い1.2%の伸びとなった。

医療費などの支出は9兆7513億円で2.6%の伸びだった。高齢者医療への拠出金は3兆4992億円と微増にとどまった。75歳以上の高齢者への拠出金が増えたものの診療報酬のマイナス改定などで伸びが抑制されたためだ。

積み立てた準備金は6000億円近く増え、2兆8521億円になった。支出の3.8カ月分にあたり、法律で求める1カ月分を上回っている。ただ協会けんぽは後期高齢者への拠出金が今後大幅に増えるとして、23年ごろから準備金が減っていくとみている。

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