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トランプ氏「米国に不可能ない」 独立記念日演説

【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は4日、米独立記念日にあたり首都ワシントンのリンカーン記念堂前で開いた祝賀行事で演説し「より良い未来に向かって闘争を続ければ米国に不可能なことは何もない」と強調した。党派を超えた建国の理念をたたえる独立記念日に大統領が演説するのは異例。行事は戦闘機や戦車、軍楽隊が登場するなど軍事色が濃い内容となった。

トランプ氏は演説で「米国がいま享受する自由の将来はそれを守りたいと考えるみなさん次第だ」と呼びかけた。会場には戦車が展示され、ステルス戦闘機F22とF35、戦略爆撃機が上空を儀礼飛行した。海軍のアクロバット飛行部隊「ブルーエンジェルス」も登場した。

米メディアによると、リンカーン記念堂周辺で独立記念日に大統領が演説するのは1951年のトルーマン大統領以来。歴代大統領は近年、党派色が出ないように独立記念日には控えめに振る舞ってきたが、トランプ氏はこうした慣例にとらわれない姿勢を鮮明にした。

与党・共和党の全国委員会は祝賀行事の特等席のチケットを支持者に配っており、野党の民主党からは2020年の大統領選に向けてトランプ氏が独立記念日を政治利用したとの批判も出ている。ワシントン市内では祝賀行事への抗議集会も開かれた。

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