2019年8月19日(月)

政権評価巡り論戦 参院選 千葉に6氏出馬

2019/7/4 20:25
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第25回参院選が4日公示され、千葉選挙区(改選3議席)には6人が立候補した。安倍晋三政権の安定した支持率を背景に2議席の確保を目指す自民党に対し、立憲民主党や共産党は暮らしや年金問題を争点とし、政権批判票を取り込む。2017年の衆院選では県内13選挙区のうち12選挙区を自民党が制しており、野党勢力がどう巻き返すかも焦点となる。

自民党は16年の前回参院選で2人擁立し、1、2位で当選させた。党県連の渡辺博道会長(復興相)は「『令和時代の日本の姿』を示す戦いとしたい。自民党、公明党の連携で全力で戦い抜きたい」との談話を発表し、憲法改正や地方創生、経済を争点に掲げる考えを示した。

石井準一氏、豊田俊郎氏には自民党県議団の二大派閥がそれぞれ支援に回っており、保守票や政権支持票の取り込みを競い合う。活発な党内競争を通じ、両氏が13年参院選で獲得した票の上積みをねらう。公明党も「安定した政権で少子高齢化社会の課題に挑戦を続けるのか否かが問われる選挙だ」(富田茂之・県本部代表)と自公政権の実績を訴える。

旧民進党勢力は立憲民主党の長浜博行氏を一致して支える。立憲民主党千葉県連の生方幸夫代表は「安倍政権の6年半で日本の政治は明らかに劣化した」と強調し、アベノミクスの弊害で格差が拡大したと指摘する。国民民主党の奥野総一郎県連代表も「豊かさを実感できる経済政策に変えることを訴える。立憲民主党と共闘し、トップ当選を目指す」と足並みをそろえる。社民党も長浜氏を支援する。

共産党千葉県委員会の浮揚幸裕委員長は「政治を変え、希望が持てる日本をつくるチャンスの参院選だ」と訴える。老後資金が「2000万円不足する」とした金融庁の報告書問題などを批判し、浅野史子氏の当選と県内での比例45万票の獲得を目指す。

門田正則氏を擁立した「安楽死制度を考える会」の佐野秀光代表は「安楽死制度を正面から訴える議席を1議席でも獲得したい」との談話を発表した。「NHKから国民を守る党」の平塚正幸氏は選挙戦で公共放送のあり方を訴える。

参院選の投開票日は7月21日で、千葉選挙区は同日夜に大勢が判明する見通しだ。

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