2019年7月18日(木)

インターステラ、モモ4号機打ち上げ 7月13日にも

スタートアップ
北海道・東北
2019/7/4 20:06
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インターステラテクノロジズ(IST、北海道大樹町)は13日にも小型ロケット「MOMO(モモ)」4号機を大樹町から打ち上げる。4号機は長さ10メートル、直径50センチメートルで、5月4日に高度100キロの宇宙空間に達した3号機の予備部品を用いた。3号機の発射から短期間で4号機を成功させ、量産化や商業利用に弾みをつける。

モモ4号機は宇宙から紙飛行機を飛ばす試みに挑戦する

4号機の部品組み立ては1カ月半で終わり、3カ月かかった3号機より大幅に短縮した。今後は2週間程度に短縮することを試みる。稲川貴大社長は「量産化実現に一歩前進した。成功確率を上げ、宇宙に高い頻度でモノを届けるタクシーの役割を果たしていきたい」と意気込んだ。

13日の打ち上げ時間帯は午前11時5分~午後0時半、午後4時40分~同5時20分。14日に延期した場合はこれら時間帯に先立って午前5時15分~同8時も打ち上げを試みる。両日とも打ち上げを見送った場合は20日以降に再挑戦する。

4号機は新たに紙飛行機をロケットに載せて宇宙から地表に放ったり、スポンサー企業の日本酒を燃料に混ぜたりする試みを行う。紙飛行機は扇子のように棒状に折り畳み、ロケット側面に設けた数センチの穴からシリンダーで打ち出す。発射とともに横幅8センチに広がり、微小重力で少しずつ落ちて、大気圏で滑空すると想定している。

宇宙から紙飛行機を飛ばす構想は、紙飛行機の滞空時間でギネス記録を保持する戸田拓夫氏がかねて温めていた。民間ロケットが普及することで、これまで宇宙航空研究開発機構(JAXA)などのロケット打ち上げでは実施できなかった試みに挑戦する事例が増えていきそうだ。

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