2019年8月21日(水)

九州北部豪雨2年 仮住まいなお850人超

2019/7/4 18:45
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福岡、大分両県で関連死含め40人が犠牲になった九州北部豪雨は5日で2年を迎える。仮設住宅や賃貸住宅を行政が借り上げる「みなし仮設住宅」で今なお850人超が仮住まいでの生活を続けている。月内には災害公営住宅への入居も始まるが、復旧工事が長引き古里への帰還時期を見通せない被災者もおり、生活再建は途上にある。

福岡県朝倉市の仮設住宅(4日午後)=共同

福岡県朝倉市の仮設住宅(4日午後)=共同

犠牲者が最も多かったのは福岡県朝倉市で関連死1人含め33人。同県東峰村と大分県日田市でそれぞれ3人が、福岡県うきは市でも1人が犠牲になった。朝倉市では依然として2人が行方不明となっている。

仮設住宅やみなし仮設などで避難生活を送る被災者は6月末時点で、福岡県で337世帯796人、大分県で28世帯59人。集計には含まれないが、親戚の家などに一時身を寄せる「自力避難者」もいる。

仮設住宅の入居期限は法律で原則2年と定められ、今月から順次期限を迎える。被災者向けに福岡県は朝倉市と東峰村に計96戸、日田市も3戸の災害公営住宅などの住宅を建設。いずれも今月中に入居が始まる。

一方、朝倉市の6集落91世帯は被災者生活再建支援法に基づく「長期避難世帯」に認定されている。安全が確保されるまで戻ることができず、生活再建を見通せない被災者もいる。

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