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「自白は強要」補充書提出 袴田さん再審で弁護団

静岡県の一家4人強盗殺人事件で死刑が確定した元プロボクサー、袴田巌さん(83)の第2次再審請求で、最高裁に特別抗告している弁護団は4日、検察が開示した取り調べ録音テープの分析を基に、改めて「捜査段階で自白を強要され、犯人に仕立て上げられたのは明白だ」と主張する特別抗告理由補充書を、最高裁に提出した。

テープは2015年に開示され、逮捕後約1カ月間の警察や検察による取り調べが計約46時間録音されている。弁護側は即時抗告審でも録音内容を分析し、自白は強要されたと主張。心理学者による鑑定書も東京高裁に提出した。

しかし昨年6月の高裁決定は「確定判決の認定に疑いを生じさせるような証拠価値はない」と判断。鑑定書も「学者個人の見解を示すものにすぎず、十分な科学的根拠はない」と退けた。

補充書は、連日にわたって過酷な取り調べが行われていたとして「袴田さんを犯人とすることに必死になっていた捜査態勢が浮かび上がってくる」と指摘。心理学者の鑑定書も「網羅的に一定の基準に従って分析している」とし、テープの分析に対する高裁決定の評価は誤りだと批判した。〔共同〕

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