「光触媒で分解」根拠なし マスク販売4社、違法宣伝

2019/7/4 17:41
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消費者庁は4日、「光触媒マスク」について、花粉やウイルスを分解し体内への吸入を防ぐかのような宣伝に合理的根拠はなく、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、大正製薬(東京)など販売企業4社に再発防止などを求める措置命令を出した。

消費者庁によると、他3社はDR.C医薬(東京)、アイリスオーヤマ(仙台市)、玉川衛材(東京)。

光触媒には有機物の分解作用があるとされ、4社はマスクの包装に「花粉を水に変える」「光触媒で分解!」「しっかり吸着 光で分解」などと表示した。

消費者庁は裏付けとなる根拠を求めたが、使い捨てマスクを着用するような短時間で表示の効果を実証する資料は提出されなかったという。

消費者庁は、既に販売をやめているアイリスオーヤマを除く3社に、現在の表示を速やかに取りやめることも求めた。

大正製薬は「措置命令は誠に遺憾。今後、法的に取り得る対応・措置を検討中」とのコメントを発表。DR.C医薬は「厳粛に受け止め一層適正な表示に努める」、アイリスオーヤマは「再発防止に努めたい」、玉川衛材は「パッケージの文言追加や修正など、適切に対応する」とした。〔共同〕

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