2019年8月21日(水)

北朝鮮拘束の豪男性解放 日本に移動

北朝鮮
2019/7/4 14:19 (2019/7/5 1:25更新)
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【北京、シドニー=共同】北朝鮮で連絡が取れなくなっていたオーストラリア人留学生アレック・シグリーさん(29)が4日、スウェーデン政府のハシュテッド特使と共に平壌から空路、中国へ出国した。オーストラリア政府はシグリーさんが拘束後、解放されたと発表したが、拘束理由は明らかにしていない。

シグリーさんは北京国際空港で記者団に「元気です」とだけ語り、同日夜、日本に移動した。オーストラリアメディアによると、妻は日本人。

シグリーさんは6月下旬に拘束されたとみられる。詳しい状況は不明だが、北朝鮮の早期解放決定は、6月30日の米朝首脳会談を受けて非核化交渉の再開が見込まれる中、国際世論の悪化を避けたとの見方も出ている。

シグリーさんは昨年から平壌の金日成総合大学で朝鮮文学を学びながら、ツイッターで現地の写真を投稿。24日を最後に更新が途絶えていた。

オーストラリアは平壌に大使館はなく、現地のスウェーデン大使館が領事業務を肩代わりしている。ハシュテッド氏は1日に訪朝し、2日に李容浩(リ・ヨンホ)外相、3日には朝鮮労働党で外交を統括する李洙墉(リ・スヨン)副委員長と会談しており、この際に解放を働き掛けたとみられる。

オーストラリアのモリソン首相は4日の声明でスウェーデン政府に謝意を表明。シグリーさんの父はオーストラリア西部パースで地元メディアに対し「無事だったことを非常にうれしく思う。早く会いたい」と話した。

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