イトーキ、折り畳めるデスク 在宅勤務をサポート

オフィス家具大手のイトーキは在宅勤務に適した折り畳み式のワークデスク「ONOFF(オノフ)」をこのほど発売した。働き方改革でテレワークなど自宅で仕事をする人が増えるなか、生活空間に置いてもなじむデスクを求める声が強かったという。机を閉じたり開いたりすることで、仕事と普段の生活の切り替えをしやすくする。
机を畳むと厚み約24センチメートルに収まり、生活空間の邪魔にならない。机を開くと、収納時には蓋となる扉の部分が壁の役割をし、仕事に集中しやすい個室のような空間を作る。
東京大学や町内会などが商品開発や街づくりなどの課題解決に取り組む産官学民のプロジェクト「鎌倉リビング・ラボ」と共同開発した。鎌倉市の住民へのヒアリングを通して商品を形にした。
価格はオープンで、想定価格は8万9900円。同社は今後も、時代に合わせて変化する働く環境をコンセプトとしたシリーズ「しごとLab」として、在宅勤務に適した商品を拡充していく。