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経産省が小型モビリティー試乗会、高齢者事故削減へ

経済産業省は3日、電動車いすなど小型モビリティーの展示・試乗会を省内で開いた。高齢ドライバーによる死亡事故が相次いでおり、クルマ以外の新たな移動手段を周知する狙いだ。自動車メーカーやスタートアップが開発する最新機種が一堂に会し、高齢者やビジネスパーソンらが開発者の説明を聞いたり実際に試乗したりしていた。

会場では、電動車いすや電動キックスケーターのほか、1人乗りや2人乗りで短距離移動に使う小型モビリティーが集められた。トヨタ自動車の担当者が来場者に、2人乗りの小型電気自動車(EV)や立って乗るタイプのEV、手動の車いすに連結して電動化するユニットなどを紹介した。

一方、ヤマハ発動機が披露したのは開発中の電動車いす。4つの車輪にサスペンションがついており、段差があっても座面を傾けずに乗り越えられるという。

高齢ドライバーによる事故を受けて運転免許の返納者が増えるなど、新たな移動手段のニーズは高まる見通し。家族で会場を訪れて試乗していた、さいたま市に住む女性(68)は「いまは電動アシスト付き自転車で移動しているが、体力的に難しくなったら使ってみたい」と話していた。参加者からは前向きな意見が多かった一方、「将来必要になると思うが、うちの玄関には置けるスペースがない」と心配する声も聞こえた。

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