バンダイナムコ、「アイマス」ゲームをアジアで配信
バンダイナムコエンターテインメントはスマートフォンゲーム「アイドルマスター(アイマス) ミリオンライブ!シアターデイズ」を2019年内にアジアで配信する。アイマスのスマホゲームを海外で配信するのは初めて。同シリーズの家庭用ゲームやアニメなどはアジアを中心にファンが多く、高い人気が見込まれる。

年内に配信を始める地域は台湾、香港、マカオ、韓国で、繁体字と韓国語に言語対応する。同ゲームは17年6月から日本で配信を始め、500万ダウンロードを突破している。52人のアイドルを育成するゲームで、ライブシーンのダンスのCG(コンピューターグラフィックス)が高精細で人気が高い。
アイマスシリーズはこれまでもアジア地域を中心にゲームの販売やアニメの配信以外にもライブなどのイベントも開催してきた。18年には出演声優によるライブを台湾で実施した。
同社はスマホゲーム「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」など海外での配信で成功した実績がある。アジアでも認知度のあるアイマスのスマホゲームを配信することで、さらにファンの熱量を高めたり新しいファンを獲得したりすることを狙う。