度数自在のレンズ、小児弱視の治療期間 最大4分の1に
光学スタートアップのエルシオ 監視カメラなどにも
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光学スタートアップのエルシオ(大阪市)は度数を自在に変えられるレンズを開発した。電圧をかけ、光の進み方を変える。小児弱視の治療期間を最大4分の1にできる眼鏡やズーム機能付きのカプセル内視鏡、監視カメラの小型化などの実現につながる。関西発の技術が生活に身近な分野から工業用途まで幅広く使われる可能性がある。
同社は大阪大学の研究者でもある渋谷義一代表らが設立した。開発した「フレネル型液晶レンズ」の内...