2019年8月24日(土)

韓国、成長率を下方修正 19年2.4~2.5%

2019/7/3 16:49
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【ソウル=鈴木壮太郎】韓国政府は3日、2019年の国内総生産(GDP)の成長率見通しを下方修正した。昨年12月時点の予想から0.2ポイント引き下げ、2.4~2.5%とした。主力産業の半導体の市況低迷が長引き、輸出と設備投資が落ち込んでいることを考慮した。20年は半導体の市況回復を見込み、2.6%成長とした。

記者会見する洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政相

洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政相は3日、「世界景気の鈍化や米中貿易戦争などで不確実性が高まり、韓国経済の柱である輸出と投資が困難な状況だ」と下方修正の理由を説明した。韓国銀行(中央銀行)も4月、従来の2.6%から2.5%に下方修正している。

輸出は当初予想の3.1%増から5%のマイナス予想に修正した。設備投資も同じく1%増から4%減に悪化する。

下方修正の主因は半導体の不振だ。需要低迷による市況の悪化で、サムスン電子やSKハイニックスの半導体事業の収益は急速に悪化している。年後半には在庫調整が進み市況が回復するとの楽観論は後退し、長期化するとの見方が優勢になりつつある。

韓国政府は設備投資や消費を促す政策の強化で景気テコ入れを狙う。投資の控除額を大企業は従来の1%から2%に、中小企業は7%から10%にそれぞれ拡大する。

自動車購入にかかる消費税の30%引き下げ措置を6カ月延長。省電力家電の購入代金の10%キャッシュバック、Kポップコンサートのチケット所持者へのビザ発給簡素化で外国人観光客を増やすなど政策を総動員する。

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