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アリ、感動の聖火点灯 1996年アトランタ五輪

2019/5/3 6:30
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五輪のハイライトともいえる開会式の聖火点灯。中でも人々の記憶に深く刻まれているのが、1996年アトランタ五輪ではないか。最終点火者として伝説のヘビー級ボクサー、モハメド・アリが姿を見せたとき、世界中の人が固唾をのんだ。

アトランタ五輪の開会式で聖火を点灯するモハメド・アリ=ロイター

アトランタ五輪の開会式で聖火を点灯するモハメド・アリ=ロイター

このとき54歳。現役時代、数々の名勝負を演じた代償に重いパーキンソン病を患っていた。表情は変わらず、震えが止まらない両手で何とか聖火を点灯する姿は、見る者の心を打った。ボクサーとして全盛期だった70年代、ベトナム戦争の徴兵を拒否して世界タイトルを剥奪されている。病に負けず大役を務め上げたこの日の姿は、困難に立ち向かってきた往年の記憶をよみがえらせた。

また、大会期間中には60年ローマ五輪で獲得した金メダルのレプリカを贈られた。帰国後、黒人であることを理由にレストランの入店を断られ、抗議の意味で川に金メダルを投げ捨てたとの逸話が残る。人種、宗教、政治の壁に屈しなかった人生は、五輪精神そのものだった。

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