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日本車の米国販売3.5%減 1~6月、10年ぶりマイナス

【ニューヨーク=中山修志】米国市場の新車販売が減速している。2日発表したトヨタ自動車など日本車メーカー6社の2019年1~6月の米国販売は前年同期比3.5%減と、上期として10年ぶりに前年を下回った。米大手メーカーの販売実績は3日に出そろうが、米市場全体でも上期は2年ぶりのマイナスとなった公算が大きい。

19年1~6月の6社の販売台数は319万台と前年から約11万台減った。日本車は米市場が8年ぶりに前年割れとなった17年もプラスを維持したが、日本メーカーが得意とするセダン系の販売不振が響き、金融危機後の09年上期以来の前年割れとなった。

トヨタの1~6月の販売台数は前年同期比3.1%減の115万2108台だった。セダン系の「カローラ」「カムリ」「プリウス」がそろって前年を下回り「乗用車」が7.7%減少した。

多目的スポーツ車(SUV)とピックアップトラックを合わせた「ライトトラック」は0.2%減だった。主力SUV「RAV4」が好調を維持し、営業日が前年より1日少ない影響を除いた実質ベースではライトトラックは0.5%増だった。

北米トヨタのジャック・ホリス副社長は「(販売価格が高い)ライトトラックの好調な売れ行きが全体の販売減を補っている」と説明。現在65%のライトトラックの比率が70%まで上昇するとの見通しを示した。

日産自動車の1~6月販売は71万7036台と8.2%の大幅減となった。値引き原資となる販売奨励金を抑制した結果、乗用車は10.2%減、他社が堅調なライトトラックも6.6%減と低迷した。販売シェアの低下を覚悟で米国事業のテコ入れを図る。

SUVを得意とするSUBARU(スバル)と三菱自動車は1~6月累計で前年実績を上回った。スバルは主力SUV「アウトバック」「フォレスター」が好調で5.2%増、三菱自は昨年発売した新型SUV「エクリプスクロス」が売れ、5.6%増だった。

米メーカーではゼネラル・モーターズが1~6月累計(出荷台数ベース)で4.2%減の141万2499台。フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は同1.7%減の109万6110台だった。フォード・モーターは3日に販売実績を発表する。

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