富士フイルム、オランダに培地の新工場 約30億円で

2019/7/2 19:20
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富士フイルムは2日、細胞の栄養となる培地を生産する工場をオランダに新設すると発表した。投資額は約30億円で、2021年中に稼働を始める予定だ。同社はすでに米国や日本に拠点を持っており、世界3カ所で生産する体制になる。欧州でバイオ医薬品や再生医療を手がける企業や研究機関に現地の工場から培地を供給する。

新工場は19年中に着工する。欧州は北米に次ぐ培地の需要があるが、これまで生産拠点がなかったため日米の工場から輸出していた。富士フイルムは新工場を生かして受注から納品までの時間を短縮したい考えだ。

培地は細胞を育てる際に必要な栄養分を含んだ液体や粉末状の物質だ。富士フイルムは17年に和光純薬工業(現富士フイルム和光純薬)を買収して培地に参入。18年には米アーバインサイエンティフィックセールスカンパニー(現フジフイルムアーバインサイエンティフィック)を買収するなど事業を拡大している。

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