2019年8月25日(日)

「ハリポタ」AR位置情報ゲーム、国内で配信開始

2019/7/2 13:41
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米ナイアンティックとワーナーブラザースジャパン合同会社(東京・港)は2日、J・K・ローリング氏が原作の大ヒット映画「ハリー・ポッター」シリーズを題材にしたゲームの配信を国内で始めた。ゲームにはスマートフォンの位置情報や拡張現実(AR)技術を採用。ユーザーが魔法使いになって現実世界を歩きながら、画面上で敵と戦ったり、アイテムを収集したりする。

タイトルは「ハリー・ポッター:魔法同盟」。米アップルの基本ソフト(OS)「iOS」と米グーグルの「アンドロイド」向けに配信する。無料で利用でき、ゲームの進行を有利にする機能などの購入に課金する。

ゲームの背景はハリー・ポッターシリーズの後の世界。魔法の世界を危機が襲い、魔法界の人物や生物、アイテム、魔法の痕跡などが「マグル(非魔法族)」と呼ばれる一般の世界に姿を現した。魔法界の存在はマグルに知られてはいけないことになっている。ユーザーはプロの魔法使いとして、魔法界の生物やアイテムを回収したり、敵に捕まった魔法使いを救出したりする任務にあたる。

スマホの位置情報を使い、ユーザーが歩くとゲームの画面も連動して動く。地図上に出る魔法界の事物「ファウンダブル」を表すマークを選択すると画面が切り替わり、ARで敵やアイテムなどが目の前の現実世界に現れたように見える。魔法のつえを振り、呪文を唱えて「吸魂鬼」をはじめとする敵と次々と戦う。

敵を倒したり事物を回収したりすることでレベルアップする。周囲にいる複数のユーザーと一緒に遊べる場面もある。戦闘能力を高める「魔法薬」を作る機能などもある。出現する生物などは実際の時間や天気、月の満ち欠けなどによって変わる。

ナイアンティック日本法人の村井説人社長は「わくわくする冒険がどこでも楽しめる」と強調した。

ナイアンティックは2016年にポケモン(東京・港)と組んで位置情報ゲームの「ポケモンGO」を発表しブームとなった。スマホ位置情報ゲームはスクウェア・エニックスの「ドラゴンクエストウォーク」をはじめ新作発表が相次ぐ。ナイアンティックはハリー・ポッターの世界的知名度を生かして競争を勝ち抜く構えだ。

(北戸明良)

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