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クアンタムコア、少量のデータで学べるAIを開発

人工知能(AI)スタートアップのQuantumCore(クアンタムコア、東京・品川)は1日、ベンチャーキャピタル(VC)から約1億6000万円を調達したと発表した。同社は少量のデータから高精度で推論する技術の開発を手がけている。調達資金は人材採用に充て、外部企業と組んで実用化を進める。

10秒程度の音声学習で話者をリアルタイムに判定できる

ジャフコとIDATEN Ventures(イダテンベンチャーズ、東京・港)を引受先とする第三者割当増資を実施した。現在は約10社と実用化に向けた技術の実証を進めており、エンジニアと営業の人員を増やす。

クアンタムコアは「リザバーコンピューティング」という機械学習の一種の技術を使う。音声や振動など様々な時系列データで、学習するデータ量が少なくても特徴を読み取れる。5人グループでの会話を例にとれば、1人につき10秒ほどの音声を学習させることで、会話の中で発話者が誰かリアルタイムに判定できるようになる。

深層学習(ディープラーニング)のように大量のデータをクラウドで学習する必要がないため、個人の医療情報や製造現場での異常データなど、多く集めるのが難しいデータに向くという。計算するデータが少ないため、クラウドでなく端末側でAIの処理ができる利点もある。

(山田遼太郎)

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