2019年8月18日(日)

テキシア実質経営者、認否を留保 投資詐欺初公判で

2019/7/2 11:50
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投資会社「テキシアジャパンホールディングス」(千葉市)による投資詐欺事件で、詐欺と出資法違反(預かり金の禁止)の罪に問われた実質経営者、銅子正人被告(42)の初公判が2日、名古屋地裁(吉井隆平裁判長)で開かれた。同被告側は認否を留保した。

弁護側は「事案が複雑で、多数の証拠の検討が必要だ」と主張しており、吉井裁判長は証拠や争点を絞り込んだ後に改めて公判を開くことを決めた。

テキシア社は、全国の約1万3千人から総額460億円を集めたとされる。銅子被告は「キング」と呼ばれ、会員向けのコンサートを開くなど勧誘活動の中心を担っていたとみられる。ほかにテキシア社の元社長や幹部会員ら男女9人が出資法違反罪で起訴された。

起訴状などによると、銅子被告は2016年7月~17年8月、元本や配当金を支払うだけの資本がないのに、「1口100万円を出資すれば、月3%の配当がある」などと嘘の説明をして、会員8人から計1億円をだまし取ったとされる。

愛知、岡山両県警の合同捜査本部によると、テキシア社は13年から出資を募り始めた。出資額や勧誘の実績に応じて一般の会員が「マネジャー」や「ディレクター」などに昇格するピラミッド型の組織で全国で会員を増やした。17年9月ごろに配当の支払いが滞った。

捜査関係者によると、銅子被告は会員らに対し、「100億円から1千億円の個人資産がある」「会社が破綻しても個人資産で返済できる」と虚偽の説明もしていたという。

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