ブラジル、キューバ産葉巻の輸入禁止

2019/7/2 6:48
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【サンパウロ=外山尚之】ブラジル政府がキューバ産の葉巻の輸入を禁止していることが1日までに明らかになった。高級ブランド「コイバ」から防腐剤の一種であるソルビン酸が検出されたとして、ブラジル国家衛生監督庁が5月23日付で輸入禁止を決定した。

キューバ産の葉巻ブランド「コイバ」=ロイター

輸入業者は「100%自然由来の素材を使っている」としているが、主張は認められず、30日の猶予期間を経て販売も中止となったもようだ。

今回の決定の背景には、1月に発足したブラジルのボルソナロ政権の意向が働いている可能性がある。キューバ政府が、独裁的なベネズエラのマドゥロ政権の存続に手を貸しているとして、これまでもたびたび批判してきた。昨年11月にはキューバ政府がブラジルへの医師派遣プログラムの中止を発表している。

コイバはキューバ革命の指導者、故フィデル・カストロ元国家評議会議長御用達のブランドとして知られ、現在ではキューバを代表する輸出品となっている。

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