2019年7月22日(月)

トランプ氏「イランが火遊び」 核合意違反を批判

トランプ政権
中東・アフリカ
北米
2019/7/2 5:37 (2019/7/2 8:22更新)
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【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は1日、ホワイトハウスで記者団にイランの低濃縮ウラン貯蔵量が2015年の核合意で規定した上限を超えたことに関して「イランは火遊びをしている」と批判した。ホワイトハウスは同日の声明でも「米国や同盟国はイランの核開発を決して認めない」と強調してイランをけん制した。

トランプ米政権はイランに対する経済制裁を継続する方針だ(6月26日、ワシントン)=AP

米政権は声明で「我々はイラン指導部が行動を改めるまで最大の圧力を続ける」と説明し、経済制裁などを維持する考えを示した。オバマ前政権が結んだ核合意で、イランのウラン濃縮活動が部分的に認められたことについて「誤りだった」と批判した。「我々は長年にわたり定着した核不拡散の標準に立ち戻るべきだ」と強調し、ウラン濃縮の完全停止をイランに改めて求めた。

イランのザリフ外相は1日、低濃縮ウラン貯蔵量が核合意で定めた上限を超えたと明らかにした。トランプ政権は18年5月に核合意からの離脱を表明したが、ウラン貯蔵量の増加が将来的な核開発につながるとみて批判した形だ。

トランプ氏はイランの核保有を認めない考えを繰り返し強調してきた。イランが核開発を進めれば米政権が反発するのは必至で両国の緊張に拍車がかかるのは確実だ。トランプ氏は6月下旬、イランが米国の無人偵察機を撃墜したと判断し、報復攻撃を計画したが直前で断念した。

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