2019年8月23日(金)

NTT、ロンドン統括拠点が稼働 EU離脱も人材魅力

2019/7/1 22:45
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【ロンドン=佐竹実】NTTは1日、海外事業を統括する拠点をロンドンに開いた。世界の企業にIT(情報技術)サービスを提供し、デジタル化の需要を取り込む。英国は欧州連合(EU)からの離脱で経済が落ち込むと懸念されているが、IT関連ビジネスには影響が小さいと判断。優秀な人材や情報が集まりやすい点を優先し、統括拠点を置くことを決めた。

NTTがロンドンに開いた海外統括拠点「NTTリミテッド」(1日)

会社名はNTTリミテッド。傘下の英ディメンション・データとNTTコミュニケーションズなどの海外事業部門を統合し、ディメンション社のグループ最高経営責任者(CEO)ジェイソン・グッドール氏がCEOに就いた。70カ国・地域に4万人の社員を抱える。

英国では3千人の従業員を4千人に増やす。製造業などがEU離脱を機に撤退・縮小を検討する中で、IT分野の投資は朗報だ。メイ首相は「産業政策の要はテックとデータ革命の先端を走ることだ。NTTがロンドンをグローバル拠点に選んだことは素晴らしい」とコメントを寄せた。

NTTは国内携帯通信事業に依存した収益構造からの脱却を目指し、海外事業に力を入れる。2023年度の海外売上高目標は250億ドル(約2兆7千億円)と17年度比で4割増となる。デジタル化を進める企業や自治体の支援が柱だが、人工知能(AI)や量子コンピューター、バイオテクノロジーなど次世代技術の実用化も進める。

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