資生堂、肌ケアの新事業 家庭で毎日 自分専用化粧液

2019/7/1 18:51
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資生堂は1日、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」を活用した肌ケアシステム「オプチューン」事業を本格展開すると発表した。月に一定額を払い、継続利用する顧客の自宅に卓上型の装置を配送。スマートフォンで自身の肌を撮影すると、その時点の肌の状態などに合わせて最適な化粧液を調合し、その場で提供する仕組みだ。

8万通りの組み合わせから最適な化粧液を提供する

5種類の化粧液のもとが入った専用機器を使う。まずスマホアプリで肌を撮影し、肌の皮脂量や水分量を測定する。アプリはその日の天候や花粉の飛散量、睡眠量などを自動で測定し、独自のアルゴリズムで分析。結果を基に、専用機器が肌に合わせた化粧液を8万通りの組み合わせの中から選んで自動で調合する。

サービスの利用は税別で月額1万円。機器の中にある化粧液のもとは自動で管理され、なくなる手前で送られてくる。毎月一定額を払って利用するサブスクリプション型モデルを資生堂として初めて導入した。消費者の利用状況をみて他の商品での展開も検討する。

資生堂ジャパンの杉山繁和社長は「ソフトウエアのサービス化『SaaS(サース)』を美容分野でも進め、新市場をつくりたい」と意気込む。

資生堂は2018年からオプチューンの試験運用を始め、数百人の顧客に対して商品を提供してきた。本格展開では少なくとも数千人規模の顧客をつかむ。新サービスで得た顧客のデータは、今後の商品開発にも生かしていく。

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