2019年7月21日(日)

人材募集もCtoCに キャスターがbosyu分社

スタートアップ
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サービス・食品
2019/7/1 17:50
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企業の管理部門の支援サービスを手がけるキャスター(東京・渋谷)は1日、ツイッターやフェイスブックで人材を募集するサービスをbosyu(同)として分社したと発表した。6万人いるサービス利用者を1年後に10倍に増やす計画だ。bosyuの石倉秀明代表取締役(キャスター最高執行責任者)は「個人でも仕事の募集ができることを一般的にしたい」と話した。

bosyuの石倉秀明代表取締役は「人の役に立つ経験をする人を増やし、仕事の定義を広げたい」と話す

bosyuは個人がツイッターやフェイスブックで簡単に募集要項を投稿できるサービス。2018年4月に提供が始まり、同年8月にキャスターが事業を引き継いだ。個人は無料で利用でき、募集と応募側の両方で約6万人が利用している。

スタートアップを中心に企業が新たなメンバーの採用に利用しているほか、個人も相談相手や協力者を募集する際に活用している。利用者数が順調に伸びており、開発のスピードを速めるために分社を決めた。

bosyuでは簡単な募集内容を入力するだけでSNSに投稿するための画像を自動で生成し、公開できる。写真を用意したり詳細な募集要項を書いたりする必要がなく、手軽に投稿できることが特徴だ。

SNSで告知することで「投稿した人を応援しているフォロワーが知人を紹介してくれることも多い」(石倉氏)という。応募する側も職務経歴書などを作らずに、まず話を聞くことができる。採用活動では大勢の応募者から選んで優秀な人材を見つけ出すのが一般的。bosyuを使えば、選抜にかかる時間やコストの削減につながるという。

石倉氏はbosyuが広がる背景について、「インターネットが発達し、従来は企業単位でしかできなかったことが個人でもできるようになりつつあるため」と話す。メルカリで遠く離れた個人間の売買が一般的になったように、bosyuは個人単位で人材募集をできるようにした。分社を機に、フォロワーが少ない一般の人でも最適な人材に巡り合えるようにサービスの改良を続ける。

(若杉朋子)

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