2019年8月18日(日)

小惑星の大きな移動、隕石分析で解明 茨城大など

2019/7/2 0:00
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茨城大学の藤谷渉助教は東京大学などと共同で、火星と木星の間に多い小惑星の一部が、現在の木星より外側から移動してきたとする分析をまとめた。カナダに落下した隕石(いんせき)を調べ、隕石の元になった小惑星が太陽からの距離が遠く温度が低い位置にあったことを突き止めた。

隕石の鉱物が含む炭素を調べたところ、重さが一般の炭素と異なる「同位体」の成分が多かった。この炭素はかつてドライアイスだった可能性が高い。隕石の元になった小惑星が低温の環境で生まれ、移動してきたと推定できるという。

46億年前に太陽系が誕生してから木星などの惑星や小惑星は大きく移動し、現在の軌道になったと考えられている。隕石の成分から軌道の変化を示したのは初めてという。研究成果は英科学誌ネイチャー・アストロノミー(電子版)に2日掲載された。

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