復興節目でまちびらき式典 津波被害の岩手・山田町

2019/6/30 16:34
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東日本大震災の津波で大きな被害を受け住民824人が犠牲となった岩手県山田町で30日、「復興記念まちびらき」の式典が開かれた。宅地整備がほぼ完了した節目として行われたが、人口減少や高齢化など課題も多い。

全員で犠牲者に黙とうをささげた後、佐藤信逸町長が「新たな街並みを見ると、復興に携わった方の思いを実感できる。魅力あふれる町になるよう課題に向き合っていく」とあいさつ。くす玉が割られ、参加者に紅白の餅が振る舞われた。会場には模擬店が並び、AKB48のステージもあり家族連れなどでにぎわった。

震災では町全体の住宅の約38%に当たる2762戸が全壊。町は土地のかさ上げや中心市街地の整備などを進めてきた。今年3月、不通だったJR山田線の宮古―釜石間が三陸鉄道リアス線として再開するなど復興が進む一方で、6月1日現在の人口は約1万5400人と震災前から約3800人減った。〔共同〕

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