2019年8月22日(木)

女性の活躍不可欠 G20首脳宣言要旨(2)

2019/6/29 23:26
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税のデジタル化が進展

BEPS(税源浸食と利益移転)について、G20と経済協力開発機構(OECD)の国際対応が重要であることも再確認する。デジタル化に伴う税制の課題に対し、進展があったことを歓迎する。20年までに最終報告がまとまるよう、各国・地域の合意を得られる取り組みを加速させていく。

国際組織「金融活動作業部会(FATF)」による基準を暗号資産(仮想通貨)にも適用し、マネーロンダリング(資金洗浄)対策につなげることの重要性も再確認する。

女性の活躍不可欠

持続的で包摂的な経済成長には、性別による平等性と女性の活躍が欠かせない。25年までに男女間の労働参加率の差を縮めるという目標に対し、一層の進展がみられる。

観光業は世界のGDPで相当な割合を占めている。天然資源の持続可能性に配慮しつつ、観光業の成長を進める必要がある。

世界人口の拡大につれて食料供給を確保するには、農業の生産性と流通網の改善が求められる。我々は新技術の普及に取り組んでいく。

持続的な経済成長には人々の健康が前提条件となる。薬品やワクチン、衛生環境を提供することが欠かせない。G20財務相・保健相の合同会議で確認した共通理解に基づき、さらなる協力の拡大を求める。

環境問題は喫緊課題

環境保護と経済成長が両立する好循環に向けて、パラダイムシフトが求められる。技術革新を促すほか、官民での協力も重要だ。

気候変動について、パリ協定の参加国は各国事情に配慮しつつ、それぞれの責任を果たすことを再確認する。米国は自国の不利益になるとの理由でパリ協定からの離脱決定を再び強調する。一方、米国は先進技術の適用により、温暖化ガスの排出削減に取り組む。

プラスチックごみの海洋投棄は、全ての国が対応する必要がある。「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」では50年までにプラスチックごみの海洋投棄をゼロにし、さらなる海洋汚染を軽減する。国際的な海洋問題では、秩序ある漁業を促して海洋資源を保護することも重要だ。

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