トランプ氏「正恩氏に会う用意」 訪韓時、30日に

2019/6/29 8:35 (2019/6/29 11:53更新)
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トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩委員長=ロイター

トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩委員長=ロイター

20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)に出席するため来日中のトランプ米大統領は29日、韓国と北朝鮮を隔てる非武装地帯(DMZ)を30日に訪れ、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長と会う用意があるとツイッターに投稿した。金正恩氏が応じるかは不明だが、29日の米中首脳会談などの行方を注視しているとみられる。

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トランプ氏は29日夜にソウル入りし、30日に韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談した後、DMZを訪れる。ツイッターでは「もし金委員長がこれを見ているならDMZで握手してあいさつする用意がある!」と投稿した。

トランプ氏はツイッターへの投稿の後、29日朝のサウジアラビアのムハンマド皇太子との朝食会でも「DMZに行くかもしれない」と発言。DMZ訪問は米韓両政府が調整していたが、トランプ氏が公の場で言及したのは初めて。金正恩氏との面会は「今朝思いついた」としたうえで「たとえ2分間であっても会う用意がある。(実現すれば)楽しいことになる」と語った。

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韓国大統領府は両氏の面会について「決まっているものはない」としている。実際に実現するかどうかは不透明だ。

2月末にハノイで開いた米朝首脳会談が物別れに終わり、米朝の非核化協議は行き詰まった。金正恩氏はトランプ氏との直接交渉には意欲を示している。自らトランプ氏に書簡を送り、23日にはトランプ氏から親書を受け取ったとメディアを通じて公開した。先週訪朝した中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席にはトランプ氏への伝言を託したとみられる。

ただ、米朝の溝は埋まっていない。北朝鮮は寧辺(ニョンビョン)核施設など一部の非核化措置と引き換えに、経済制裁の解除を求めようとしている。米国は完全な非核化を達成するまでは制裁を続ける方針だ。

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