タイ財閥サハ、工業団地をスマート化 GE・双日と

2019/6/29 0:01
保存
共有
印刷
その他

【バンコク=岸本まりみ】タイ財閥大手サハ・グループは自社で運営する工業団地にスマートグリッド(次世代送電網)を整備する。太陽光発電パネルや蓄電池を組み合わせたシステムを設置し、省エネや停電時の電力供給を実現して工場の誘致につなげる。導入を促進するために米ゼネラル・エレクトリック(GE)、双日とそれぞれ覚書を結んだ。

タイ財閥大手サハ・グループはGEやインパクト・ソーラーと工業団地のスマートグリッド化で提携(27日、バンコク)

GEはタイで太陽光発電事業などを手掛ける現地企業、インパクト・ソーラーと組んでシステムを提供する。まず、日系企業が集積するタイ東部チョンブリ県シラチャの工業団地に導入する。電気自動車(EV)向けの充電設備も整える計画だ。サハは「節電や温暖化ガスの削減などで入居企業に利益をもたらせる」と説明している。

双日はサハに日系企業などを紹介し、工業団地に太陽光発電パネルや省エネ設備の導入を進める。サハと工業団地の販売代理契約も結んだ。タイ国内にあるサハの4カ所の工業団地を日系企業などに販売し、新しい工業団地の共同開発も検討する。双日タイの坂田慎一社長は「米中貿易摩擦の影響で中国企業のタイへの進出意欲も強い」と話す。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]